道路に象が?!タイでの体験

タイ旅行

タイでの衝撃体験

 車でふと窓の外を見ると象が歩いている。「なんだなんだ?!ここは公道だよね?!」と衝撃を受けました。私は、2024年12月28日から4泊6日のタイ旅行に行きました。現地には妻の友達がおり、友達の車で観光することになりました。「いろんな遺跡を見に行こう!」ということで案内してもらっているとなんと公道で象の列が歩いているのです。上には観光客らしき人達が乗っており、車と同じように道路を歩いていました。タイでは、象に乗れると聞いていたが、まさか公道を歩くとは思っておらず、本当にびっくりしました。象が優先で周りの車は、象に合わせて走るという日本では絶対にありえない光景でした。「これは、乗るしかない!!」と思い乗り場に行きました。「視界が高い!揺れる!車が近い!」とドキドキでした。また、視界が高いお陰で街並みや遺跡などを見渡せ、とても感動しました。タイ旅行の一番の思い出です。

象とタイの人々との関係

 タイでは、象は特別な存在。タイで象は、戦で使われていたり、白い象が神聖な存在(ブッタのお母さんが、白い象がお腹に入る夢を見て彼を身ごもったことを知ったという逸話から)として王に献上されてたりと昔から深い関わりがあったからだそうです。私たちが象に乗ると現地の妻の友達に伝えると「ぜひ乗ってきて!私たちは乗れないからカフェでゆったりしてるね!」とのこと。「なんで乗れないの?」と疑問に思って聞いてみると、「宗教的に象は大切な存在だから。」とのことでした。文化が違えば価値観も考え方も違うことを感じさせられました。

象って毛が生えてるんだ!

 私が驚いたのは、象の毛でした。象と言えば固い灰色の皮膚というイメージがありましたが、毛が生えているイメージがなかったのです。、直接じっくりみて、触れてみると太くて5cmぐらいの茶色いけが生えていることに気が付きました。小さい時から象の映像や写真を見て絵を描いたこともありましたが、まさかここにきて新しいイメージが追加されるとは思いもよりませんでした。

大量の糞を拾う仕事!?

 象の乗り場には、チケットを売る人、餌やり体験の餌を準備する人、象の運転をする人など色々な役割の仕事がありましたが、その中でも印象的だったのが、糞を集める仕事です。当然のことながら象の糞は巨大でした!大きいものはドッチボール程の大きさです。そして、とても臭いです。乗り場の周りは、牧場の近くの匂いと同じような獣臭が漂っており、おそらくこの糞の匂いだと思われました。象は餌やり場や歩いた道路などいたるところに糞を落としています。それを大きなスコップで拾い集めるお仕事をしてくれている人がいるのを目にしました。自分では絶対にしたくない仕事であるなと感じたとともに、観光ブックでは知りえないこういった裏方の努力みたいなものに気づけたことに旅行の価値を感じました。

具体的な情報

 私が実際に行ったのは、アユタヤエレファントキャンプというところです。料金は1人あたり15分400バーツ=約2000円程度(2024年12月)でした。現地の友達によると観光客がよく来る12月~1月のこの時期が値段も一番高くなるとのことだったので、安く楽しみたい方は、シーズンをずらすといいと思います。私的には、2000円以上の価値のある体験だったと感じています。ちなみに近くのトイレは、使用するために5バーツ=25円程度かかります。女子トイレの前にはティッシュを売っているおばあさんがおり、トイレットペーパーが中にないため買わなければいけないシステムです。妻は、そのことに気が付かず、トイレに行ったため、、、。また、お金を払わずにトイレのゲートを飛び越える人もおり、文化のギャップを感じました。

アユタヤエレファントキャンプ(パレス) – Google マップ

まとめ

 象乗りは最高の体験でした。おそらく人生で象に乗ることなどほとんどないと思うので、ぜひ、読者の方々にも乗っていただきたいです。タイ旅行についてまだまだ伝えたいことがあるので、次の投稿もお楽しみに!

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